ドイツ留学前に知っておきたい!~ドイツ入国後の手続きについて~

Servus! こんにちは!

ドイツミュンヘン大学に留学中のたくやです!

半年留学の僕は早くも4か月近く経ち、残り2か月となりました。

そんな僕ですが、

実はいまだに学生VISAが取得できていないのです!

VISAって日本で取得するんじゃないのと思ったあなた、違うんです。ドイツ留学は現地でVISAを取得するのです。

さらにさらに、ドイツのお役所さんの手続きはかなり面倒で、かなり時間を要するのです!

 

そこで、今回は、ドイツ留学を考えている人もしくはドイツ留学が決まっている人に向けて、留学するにあたって必要な手続きについて説明します。

細かい部分は州や入学する大学によっても異なりますが、ドイツ留学の手続きについて、大まかにイメージをもってもらえればと思います。

※これから説明する情報はあくまでも、2019年12月現在のミュンヘンにおいての手続きについてです。最新の情報は各々の地域の公式サイトで確認してください。

 

1, 住民登録(住むため)

入国日から1~2週間以内に行います。所定の用紙(ドイツ語)に住所等と記入し、パスポートと部屋の入居時に受け取る書類等を持参して外国人局で登録してもらいます。
※予約が必要です。予約の取り方は以下の3通りです。

A. 何日も前からオンライン予約する(予約は確実に取れるが、基本1か月先まで予約は埋まってるので、早めに)
B. 朝早く起きて、外国人局に行き、当日予約をする(しんどい。開いている日、並ぶ場所を確認しておかないと無駄足になる可能性大)
C. 朝早く起きて、キャンセルで空いた分のオンライン予約をする(運。僕はこの方法でやりました)

 

 

2, Health Insuranceへの加入(入学、VISA取得のため)

ドイツの大学に入学するためにはドイツの法的保険への加入が必須となります。はAOKやTK、DAKという保険会社が定番です。値段はどこの会社でも月に100ユーロ前後だったと思います。
日本の保険会社、Travel insuranceでは入学許可が下りないので注意してください。

ちなみに、僕は留学前にろくに確認をしなかったため、素直に日本の保険に加入していました。結果、二重に保険に入らなくてはならないことになりました。。

 

ただ、ここで、例外があり、歯科治療と妊娠出産に関する補償規定がある、ドイツの民間保険会社の保険に加入していれば、上記の保険に加入する必要はありません。Care College, Step-inという保険会社があります。値段は加入する保険会社にもよりますが、上記の法的保険よりは確実に安く済みます。僕は、こちらを選択しました。

ただし、保険会社と英語でのメールのやり取り、法的保険会社から証明書をもらいに交渉しに行かなくてならない等、手続きは本当に面倒です。さらに、加入した保険会社からは、「入学もVISAも、うちの保険で行けると思うが、100%保証はできない」と何とも頼りないお返事をもらったので、確実、安全を求めるなら、法的保険の加入をおすすめします。

私の留学先であるミュンヘン大学の入学手続き日には、TKのスタッフが常駐しており、手続きを手伝ってくれたため、かなりスムーズに手続きを進めることが出来ました。

 

 

3, 銀行口座の開設(住居の家賃の引き落としのため、VISA取得のため)

Deutsche Bank, Sparkasse等の銀行がありますが、僕は「N26」というオンライン銀行で口座開設をしました。

英語で手続きが出来るし、スーパーで出入金が出来るので楽です。以下のリンクから申し込めば、口座開設で30€がもらえます。
N26申し込みリンク

 

 

4, Residence Permit(学生VISA)の取得

3か月以上の滞在の場合に必要です。入国後90日以内に行います。必要な書類等は以下のリンクを参照してください(記入する書類はドイツ語)。値段は100€です(先月ごろからカードタイプVISAになり、値上がり)。

手続きが終わってから実際にカードとしてもらえるまで約3か月かかります。入国後90日以上経っていても、手続きが完了していれば、強制送還はされずに済みます。

(僕はこれにやられ、未だに受け取れていません。11月上旬に申請しましたが、受け取れるのは1月らしいです。。。)
※これも予約が必要です。取り方は住民登録時と一緒です。あくまで自分の感覚ですが、住民登録の時よりも予約が取りづらいです。頑張ってください。
日本国籍を有する方の長期滞在許可に関するご案内(2018年11月現在)

 

 

以上がドイツ留学にあたって、必要な手続きになります。

お分かりのように、かなりしんどいです。しかも、英語での留学である僕にとっては地獄でした。ドイツ語が分かる日本人留学生、ドイツ人の友人に頼りまくりました。

言語というツールが使えないだけで、こんなにもしんどいんだと痛感しました。言語面にフォーカスした留学記事も後日掲載する予定なので、しばしお待ちを。

そして、果たして僕は2月の帰国前にVISAを取得できるのか、、、!

それではまた!

Tschüss! 

学生寮の部屋からの景色。

 

この記事を書いた人

たくや

法学部3年生。10月から半年ドイツのミュンヘン・ルートヴィヒ・マクシミリアン大学に留学予定。ヨーロッパの観光地を巡りたいという邪な気持ちからドイツでの留学を決めた。そんな自分でも留学で得られることはたくさんあるということを体現したいと思っている。ゴルフ部の副将を務めている。ソーセージは好きだが、ビールは苦手。

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