日本と価値観が180度違う国で暮らしてみる…!?異文化におけるコミュニケーションの違いとは

こんにちは!お久しぶりです、なつみです(^^)

前回の更新からかなりの月日が経ってしまいました、すみません!

私がオランダのグローニンゲン大学に来てから約1ヶ月が経過しようとしています。

今回は、オランダでの暮らしや、私が今読んでいる本について、少し思ってることを徒然なるままに書いてみたいと思います〜〜

なんで本についてなんだよ!と思ったそこのあなた!
騙されたと思って、最後まで読んでみてください〜〜
さすがにレビューだけでは終わらず、オランダに絡めた話はします!(笑)


異文化理解についての本!

 

さっそくですが、日本出国直前にその存在を知り某通販サイトで注文し、果たして出国までに届くのか?!とドキドキしながら手に入れた本!
それは、、、こちら!
異文化理解力――相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

『異文化理解力――相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養』エリン・メイヤー著

たまたまどこかで見かけて気になっていた本なのですが、読み始めてみるとこれがおもしろい!!!
詳しくはネットでレビューなどを見ていただければと思うのですが、異文化間のコミュニケーションの食い違いがどうして起こるのか、ということを主にビジネス現場での視点を中心に解説してくれています。
まだビジネスの現場で働いたことのない私にとっても十分興味深い内容だったので、外国の方と接したことのある方であれば共感したり納得できる点がたくさんあると思います!

そして、この本の中に、

「ローコンテクスト/ハイコンテクストの文化」

「直接的な/間接的なネガティブ・フィードバックを行う文化」

という二つの軸が出てきます。
ここでは本に書かれていることを超簡略化した形で書かせていただきますが、

ローコンテクストの文化では、「メッセージは額面通りに伝え、額面通りに受け取る。」
逆にハイコンテクストの文化では、「メッセージはほのめかして伝えられることが多く、はっきりと口にすることは少ない。」                        出典:エリン・メイヤー(著), 田岡恵(監訳), 樋口武志(訳), 『異文化理解力ー相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養』, 英治出版, 2015年, p.59

直接的なネガティブ・フィードバックの文化では、「同僚へのネガティブ・フィードバックは率直に、単刀直入に、正直に伝えられる。」
逆に間接的なネガティブ・フィードバックの文化では、「同僚へのネガティブ・フィードバックは柔らかく、さりげなく、やんわりと伝えられる。」  出典:同上, p.95  

 

日本とオランダ 180度違う文化  

 

みなさんもうお気付きですよね、日本は、

超ハイコンテクスト・超間接的なネガティブフィードバックをする文化

です。「行間を読む」という言葉がよく物語っています。

そして、ここで私が驚いたのがオランダは真逆の、つまり

ローコンテクスト・直接的なネガティブ・フィードバックの文化を持った国であるということ!

私は正反対の文化の国に一年間留学することになったということです!(これは全くもって偶然です、オランダがこのような文化を持つ国と知りませんでした(笑))
どうせ外国で生活するなら、日本と真逆の文化を有する国に行くのはわくわくする!と今はこの偶然に感謝しています。

大半がオランダ人と思われるお店の店員さんや、大学の事務の人と関わる中で、確かにビシバシ物を言うなあと思うことはしばしばありますが、私自身はまだオランダで、この文化を完璧に描写するような出来事に出会ったことはないです(オランダ人ではない交換留学生と一緒にいることが多いからかも?)。
しかし、今回は私のイタリア人の友達の経験をシェアしたいと思います!

彼は、イタリアの大学で、オランダ語を1年ほど勉強していたらしく、それがオランダに来た一つの理由らしいのですが、何人かのオランダ人にそのことを話してオランダ語を披露したところ、誰からも、「オランダ語上手だね!」などのいわゆる褒め言葉をもらったことがないらしいのです。

日本でこの状況を想定すると、よく違いがわかるのではないでしょうか。
外国の方が少しでも日本語を話すと、すごい!日本語上手だね!口にする日本人の方は少なくないのでは?と思います(世界的にも難しいと言われる日本語だからこそ、できたらすごい!と思う心情も少しはあるのかもしれませんが)。

ともかく、イタリア人の彼は褒められるどころか、彼が会ったオランダ人に、

あなたのオランダ語はうまくはないけど、がんばって!」

というような言葉をかけられるらしいのです。
なんと率直!と私はその話を聞いた時に結構驚きました。
日本人の価値観からすると、うまくないなどのネガティブな言葉をそのまま口にすることは、無礼にあたるのかもしれません。
しかし、彼らは「思ったことを率直言うことは相手のためになるのでいいことだ」という価値観の文化で育ってきているので、良いことでも悪いことでもそれを嘘偽りなく相手に伝えるという行為は賞賛されるべきことなのです。
こうした違いってとってもおもしろくありませんか?

 

私が思うこと

 

私はもちろん日本人なので、これでもかというほどクッションの言葉を入れて、遠回しに物事を表現する日本の文化も、オランダの、相手のためになるよう思ったことを誤解のないようはっきりと伝える文化、どちらも好きです!
これは個人的な意見ですが、日本人の価値観の枠にとらわれて、イタリアの彼が経験したようなことに出会った時、相手を無礼だと思ったり、相手から言われたことに必要以上に落ち込んでしまうよりも、

オランダ人にとって最適だと思うことをしてくれたんだ!率直に受け止めよう!

と考えられた方が、楽しく生きられると思うので、国や地域によってこのような違いがあるということを頭に入れながら、オランダ人だけではなく、いろんな文化背景を持つ留学生とたくさん交流する充実した交換留学生活を送りたいなと感じています♩

また私がオランダで留学してるうちに、このオランダの文化を表すようなマイエピソードを入手したらすぐこのブログに報告に来ますね!

このブログを訪れる、留学に興味のあるみなさんは、この本の英語バージョンに挑戦してみるのもいいかもしれません!
私も日本語バージョンを読了後、チャレンジしてみたいと思っています。

英語バージョン(原書)はこんな感じ↓(Kindle版はかなりお買い得です)
The Culture Map (INTL ED): Decoding How People Think, Lead, and Get Things Done Across Cultures

Erin Meyer, "The Culture Map (INTL ED): Decoding How People Think, Lead, and Get Things Done Across Cultures"

久しぶりに更新したくせに、留学ブログなのか、本のレビューブログなのか(回し者ではないです(笑))よくわからない回となってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!

 


最後に取ってつけたように、私が暮らすグローニンゲン(オランダ語の発音では”フローニンゲン”に近いです!)の町の写真をいくつか!

 

大学の近くの通り!
かわいいカフェがたくさんあって開拓中

 

町中に運河が広がるオランダ
この日初めて運河に浮かぶ素敵なボードに乗船!

 

オランダのチーーーーーズ! 安いものでもクオリティが高くておいしい

それではまた!Doei!

なつみ


今回紹介した本はこちら!

この記事を書いた人

なつみ

法学部3年生。オランダ、グローニンゲン大学にて1年の交換留学中。留学先の授業では国際関係学が中心だが興味の幅は広く、平和構築・難民移民・マイノリティ・フェミニズムなどの問題についても人権先進国のオランダで学びたいと思っている。食べること、特に甘いものが大好きで、お気に入りのカフェでお茶をしている時に幸せを感じる。

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