阪大生が綴る!『トビタテ!留学JAPAN』のリアルな申請スケジュール【後編】
Bonjour!フランス留学中の外部投稿者、SORA (@tobitate9_FR / twitter) です!
前回↓に引き続き、トビタテについて投稿させていただきます!
今回お話しするのは、トビタテの申請スケジュールについて!!
書類審査
【申請のスケジュール:書類】
トビタテは年に2回、募集されています!
私は、冬に募集があった第9期に応募しました。
例として、どんなスケジュールで動いていたのか。
阪大であったサポートも含めて、参考に載せていきたいと思います!!
トビタテ9期の応募期間は、平成29年12月7日~平成30年3月2日
しかし!
阪大の応募締め切りは、平成30年1月11日 でした!!
※学内締め切りにご注意を。
こんなに早い時期に締め切るのは、理由があります。
合格が難関といわれるトビタテのために、
国際学生交流課が添削サポートを実施してくれる (計3回) からなんです!!
また、
1月12日には、第9期応募者の交流会・説明会
(今後の流れや、過去トビタテ生のプレゼン、留学計画の話し合いを含む)
1月18日には、教員・トビタテOB/OGによる留学計画相談会
+トビタテカフェというものがあって、阪大のトビタテ生に相談に乗ってもらえる
と、さまざまな交流イベントも開催されていました!
トビタテの留学計画とは?? と疑問に思っている方に、
『トビタテの提出書類』について簡単に説明します!!
トビタテの書類は、全てオンライン上で作成します。
項目は、およそ以下の通り! (※★:最も重要な2つです)
★留学計画のタイトル / 留学計画の目的と内容 (1000字)
※インターン、フィールドワーク、ボランティアなどの実践活動が必須!
☆申請コース選択の理由
☆学修成果 / 測定方法 と その詳細
☆期待できる学修・実践活動の成果の活用
☆留学計画実現のための取組
★自由記述 (A4×2枚)
トビタテ生が、どんな留学計画を立てているのかは、
留学計画大図鑑 ~先輩たちの留学体験談~ を参照!!
これらについて、形式的な不備や内容の修正を含めて、
最終的な書類提出は 2月22日 でした!!
国際交流課の担当者からは、厳しくも分かりやすく、この上なく丁寧な添削をメールでいただきました。さらに間違えやすい項目についての注意喚起や、過去トビタテ生 (複数名)からの応援メッセージなども全員に送ってもらえて、とても助かりました!!
【筆者の体験談:書類】
ちなみに、私自身の「書類準備・体験談」を加えておくと、
当初から手が進まず、入力を始めたのが、締め切り約1週間前! (1月3日)
最初の添削で当然ボロボロに指摘される!!(1月11日)
やりたいことの焦点が定まらず、大幅に書き直すこと2回!!(2月初旬)
しかも最終提出の2日前に、留学計画をかなり変更しました!!!(2月22日)
正直、受かるとは思っていなかった
私の留学計画については、この紙面では語りきれないので、またの機会に!!
これは人によっては簡単に決まることなんですが、私は「やりたいことを見つける」ために、本当に苦労しました。ヒントは、とにかくインターネットと図書館で調べまくっていました。
書類審査の結果は、4月23日に届きました。
面接審査
【申請のスケジュール:面接】
面接審査の流れと内容は、以下の通り!!
☆個人面接
→15分の質疑応答。
☆グループディスカッション (5-6人のグループ+1人の面接官)
→各自で留学計画発表(4分)+面接官から質疑応答(2分)、学生間の質疑(10分)
次に、【最高の留学にするために必要な3つのこと】というテーマが与えられる。
一人で考察(2分)+グループディスカッション(18分)+グループ発表(1分)
阪大の面接対策としては、
リクルートキャリア主催のものが、3月6日、5月10日(※参加必須)
学生主体のものが、4月10日、4月28日
と、だいたい3時間半ずつの模擬面接練習がありました!内容は、ほぼ本番通りです。
また、学生同士でもFacebookグループを作成して、留学計画を相談し合っていました。
→5月10日:本番2日前の木曜日、最後のリクルート模擬面接について補足しておくと、
前回のトビタテ受験生にとったアンケート(服装、当日の流れ、雰囲気など)がもらえて、めちゃくちゃ役に立ちました!!
また、リクルートのスタッフから非常に詳しいアドバイスをいただけました!!!
そして本番は、5月11日(土)・12日(日)の2日間でした!!!
(※どちらか片方、午前・午後を指定される)
当日には、面接後に交流会もあり、いろんな人の留学計画が聞けて楽しかったです!!
【筆者の体験談:面接】
さて、ここでも私の「面接準備・体験談」を加えておくと、
ものすごく忙しかったり、あんまり通ると信じていなかったりもあって、
面接準備を始めたのが本番週の月曜日。(5月7日)
木曜の模擬面接・直前まで、必死にパワーポイントでスライドを作成して、
(※もっと早く始める人もいれば(多数派)、1日で作成する人もいます(少数派))
なんとか本番には形にすることができました。あまりオススメはしません…orz
面接審査の結果は、6月18日に届きました!!!
トビタテのアドバイス
第9期の採用人数は、4コース(※前回の記事 / 地域人材コースを除く)で約500人。
応募人数は1728人。(※倍率はコースによって異なる)
合格するためのポイントについて、簡単に載せておきます。
トビタテの選考では
“産業界を中心に社会で求められる人材”
“世界で、又は世界を視野に入れて活躍できる人材”
を育成するという観点が、審査の基本方針とされています。
よって、選考を通過するためには
・産業界に貢献できること
・将来グローバルリーダーとして、活躍できること (行動力、思考力、挑戦心など)
+
・やりたいことが明確にあって、情熱的に語れること
・留学計画に具体性があって、実現可能性が高いこと
などが求められます!!
トビタテの事前研修で、
「課題解決に向けた行動全てがリーダーシップだ。
それぞれの人が得意な『マイ・リーダーシップ』をもっている」
というお話を聞いたので、挫けずに頑張ってください!!
最後に
トビタテ合格後には、壮行会や事前研修などの楽しいイベントがありました。
そこで言い渡された、トビタテ生の使命は3つ。
- Global Leader:各分野の専門家となって、産業を牽引していくこと。
- Ambassador:海外に日本の良さを発信すること。
- Evangelist:留学経験を次世代へと伝道すること。
これから頑張っていきます!!
もしトビタテについての詳しい質問があれば、SORA (@tobitate9_FR / twitter) のアカウントまでご連絡ください!申請書類やパワーポイントを送ることもできます!
それではまた!!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
トビタテの概要を説明した前編も合わせてご覧ください↓
その他の奨学金情報については、こちらの記事をどうぞ↓
こんな感じかな
はじめまして外国学部2年の青山と申します。
ブログを拝見しご連絡させて頂きました。
トビタテの奨学金応募について1点教えて下さい。
私は学内の交換留学生に応募しており
『世界トップレベル大学等コース』に応募しようと思っています。
要項にインターン等の実務経験が重視されると記載があるのですが
留学前にインターン先を見つけることができるのか?
できるのであればその方法を教えて頂きたいです。
よろしくお願いします。
コメントありがとうございます。
こちらの記事は寄稿のため、こちらの筆者ではないのですが、同じくトビタテに採用していただいている者が返答させていただきます。
見つけることができるのかどうか
→あなたがどれくらい注力するのかによります。応募時点で見つけていた方もいますし、こちらの筆者は応募時点では決まっておらず、採用後現地でイベントに訪れた際にお願いしたと聞いています。
見つかっていなくてもこのようなインターンを探すと記載すれば合格することも可能かとは思いますが、実際に応募時点で内定している方が、採用する側としてはより留学が具体的で良いとみてくれると私は思います
方法はエージェントを使ったり、自分で調べて直接アポイントを取るなどがあるかと思います。
トビタテは色々手続きがあり大変だとは思いますが、頑張ってください!
返信が遅れて申し訳ありません。
非常に参考になりました、ご丁寧にお答えしていただきありがとうございました。