『国際交流×平和教育』に興味がある大学生におすすめ!渡航費無料で海外へも行けるCISVのリーダーとは?

こんにちは、ちぎたです。絶賛フリーランサーの国共OBです。

実はこの夏、フリーランスの立場を最大限に生かして笑、1ヶ月中国へ行っていました!

 

しかもこれ、ただの旅行ではありません。

CISVという国際交流プログラムのリーダーとして渡航し、渡航費無料、宿泊費・食費の負担はゼロでした。

 

CISVについては後ほど詳しく説明するとして、

・英語を使って世界各国の子どもたち・同世代と交流できる

・グローバルな視点で平和教育について学ぶことができる

・金銭負担ゼロ

という魅力にあふれているにも関わらず、残念ながらまだ知名度が高くなーい!泣

 

そこで、常日頃から海外へ出るチャンスを窺っている(?)REALブログの読者の皆さんに、このプログラムを知ってもらいたいと思って記事を書きました!

海外へ行く方法は留学だけではありません。
こんなプログラムもあるのか〜と興味を持ってもらえたら嬉しいです。

 

 

CISVとは

CISVの正式名称は、Children's International Summer Villages

1950年にアメリカの心理学者によって作られた国際団体で、世界平和の実現のため、世界中から子供たちを集めて平和教育を行っています。
日本では、公益社団法人CISV日本協会が取りまとめて運営しています。

 

「平和は友情から生まれ、友情は子どもの時から育まれなければならない」という信念に基づき、より平和で公正な世界の実現を目指して活動しています。

CISVでは様々な年齢層に向けた活動がありますが、今回はCISVの代表的なプログラムである11歳ビレッジ(以下、ビレッジ)に参加してきました!

11歳の男女各2名と引率のリーダーが1チームとなり、12か国のチーム、6名のジュニアカウンセラー(16歳~ 17歳)と5名程度の大人のスタッフでひとつのビレッジが運営されます。
派遣前には、各支部での集合教育が行われ、CISVソング や日本を紹介するためのダンス、ビレッジでよく行われる遊びや歌を練習していくので、ビレッジが始まるとすぐに、 世界各国の友達と仲良くなれます。
CISV公式ホームページより引用)

 

今回は日本デリゲーション(日本代表団)として、4人の子どもたちを引率し中国へ渡航してきました!

日本デリゲーション
4人の子どもたちと!

 

おすすめポイント①英語を使って世界各国の仲間と交流できる

世界各国からやってきたメンバーによって構成されるビレッジでは、もちろん英語が必須。
メンバーと協力して日常生活を送る中で、自然と英語のコミュニケーションにも慣れていきます。

特にリーダーはプログラムを作っていく立場なので、他国のリーダーたちと改善点を話し合いながらプログラムの精度を高めていきました。
他国のリーダーたちの英語力に圧倒されつつも、なんとか食らいついて意見を主張する中で英語力も上がったような気がしてます。笑

 

ビレッジでは、各国のデリゲーション主催のイベントが多いことも特徴!

日替わりで担当のデリゲーションがNational Nightというイベントを開催し、各国の文化に触れることができます。

ベトナムのNational Night。民族衣装のアオザイを着てパシャリ!

 

スペインのNational Night。フラメンコ!

 

 

特に大きなイベントは、一般の人にキャンプを公開するOpen day!
各国のデリゲーションでブースを設置し、お客さんを呼び込みます。

日本デリゲーションも、大量のグッズを日本から持ち込んで屋台を作りました。
準備の甲斐あってブースは大盛況!本気で目が回る忙しさでしたが、子どもたちと一緒に乗り切ったことはいい思い出です。笑

CISVチャイナオープンデイのイメージ
日本ブースは大盛況!

 

 

おすすめポイント②グローバルな視点で平和教育を学べる

CISVの一番のポイントは、平和教育に基づいたプログラムであること。
ポイント①で紹介したように、ビレッジのメンバーと様々なイベントを通じて仲を深めるのは、信頼関係を築いて平和学習に臨むための準備とも言えます。

今年のビレッジでは、Conflict and resolution(紛争解決)がテーマでした。
日程の終盤では、リーダーが寝ている子どもたちを叩き起こし、着の身着のままで住む場所を追い出すなど、難民の立場をデモンストレーションによって経験するプログラムが印象的でした。
リーダーたちの剣幕に泣き出す子もいたのですが、それも信頼関係があるからできること。

 

テキストに基づく日本の平和教育に対し、CISVの平和教育はLearning by doingをモットーとして実践を大切にしています。
現在の日本の教育に違和感を感じている人や、新しい教育の形に興味がある人には、特におすすめです!

 

 

おすすめポイント③金銭負担ゼロで渡航できる

CISVが大学生世代におすすめなのは、なんといっても金銭面!

渡航費はもちろん、1ヶ月間の滞在費(食費、宿泊費等)の負担はありません。

引率者として、または運営スタッフとして参加する場合の費用負担はありません。渡航費や事前研修準備の費用は引率する参加者の参加費、あるいはプログラム開催費用から賄われます。
CISV公式ホームページより)

金銭負担がないからこそ、小学生たちとよりよいプログラムを作り上げることに思い切り集中できる点も魅力の一つです。

 

ちなみに、海外へ渡航する際に義務付けられている予防接種の費用も支払われます!

海外向けの予防接種は地味に高額なので、ありがたい制度ですね。笑

 

 

来年の夏はCISVのリーダーにチャレンジ!

CISVのリーダーは、

渡航費無料で海外へ行ける上に、
英語で世界各国のメンバーと交流でき、
平和教育についても理解を深めることができます!

特に英語を使った教育に興味がある人には、めちゃくちゃおすすめのプログラムです。

 

そんなCISVのリーダー募集ですが、2020年度向けの募集はすでに始まっています!

関西支部の募集はこちらからチェックできます。
また、他にも関東支部、中部支部、九州支部があり、各支部が募集を行っています。

おおまかな選考フローとしては、
説明会(10月、11月)→選考会(12月)→関西支部で研修(1月、2月)→研修、集合教育など(4月以降)というかんじです。

 

来年の夏なにしようかな〜と考えている人は、ぜひCISVのプログラムも候補に考えてみてください!

ちなみに、CISVの派遣は冬に行われるものや、国内で行われるプログラムのスタッフという選択肢もあります。
「時期が微妙かな~」とか「平和教育や国際交流に興味はあるけど、諸事情あって日本からは離れづらい」等々ご相談いただければ色んな選択肢を提示できますので、なんでも聞いてください~!

 


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この記事を書いた人

ちぎた

2016年卒業の国共OB。在学時は交渉学研究会と小原ゼミに所属し、サーティワンアイスクリームのバイトで無双していた。卒業後、ITベンチャーに就職し、エンジニア・企画・営業として3年勤務。現在独立し、いわゆるフリーランスとしてプログラマー、SE、Webマーケター等を手掛ける。たまに本を出す。石橋エヴァジェリスト。

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この記事を書いた人

ひーやん

2016年法学部入学。18-19年にオランダ・グローニンゲン大学にて、高身長のオランダ人に囲まれながら交換留学を経験した(本人の身長は153cm)。留学先では、学部をガラリと変えて都市政策や人文地理を専攻。地方と都市の関係や環境問題などを地理学の視点から学んだ。地元の島根県が大好きで、海外で得た知見を生かしながら地域と関わる方法を模索中。

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(原案:ちぎた、リライト・編集:ひーやん)

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