外国の美容院で髪を切ってみた。@コペンハーゲン in デンマーク

阪大留学REALブログの1周年にちなんだリレー記事企画、2回目の更新です!
企画の経緯は、前回の記事をご覧ください^^

第2弾は、デンマークで学ぶしぃぽん
数日間続々と記事を更新していく予定なので、どうぞお楽しみに〜!

 


Hej!(ハイ!)

デンマークのコペンハーゲン大学に留学中のしぃぽん🐤です。

 

そして!

あけましておめでとうございます!

 

わたしの新年最初の投稿は「わたしの髪型」の話です(需要ない)

でも、ぶっちゃけ

 

海外の美容院で髪を切るってどんな感じかすごく気になりませんか?

 

一般的に、留学ブログで、大学の話とか食べ物のこととかはよく書かれていますが
髪の毛の話ってあんまり聞かないんじゃないかなーと思います。

しかも、どんなふうに切られるのか、、、😱なんて不安ですよね。

 

そこで今回、私のデンマークでの美容院での体験談、しっかりめに語らせていただきます。

10月下旬に現地で髪を切りました(正月に関係ない)。しかもばっさり。

 

失敗してちんちくりんになることが怖くて怖くて怖くて、、、でも好奇心で切ってみたくて。笑

 

…だったのが意外にも、切った後、

「前より好き!」「どこで切ったん!?」「Your hair style is so beautiful!」「I really like your hair style.」

といった感想をほかの日本人留学生からヨーロッパ人留学生から現地のデンマーク人までいただき、

授業が終わって帰ろうとしたところを、わざわざスペイン人の留学生がひきとめてほめてくれたりなど、
いいことがたくさんあったので、

この成功(ヘアカット)体験はぜひ共有すべきだと思いました。

 

現地で髪を切ることに不安な人のために、
私の美容院選びから値段から、切ってもらう時の髪型の伝え方まで、
どうやって期待する髪型に近づけて切ってもらえるか、いろいろお伝えしたいと思います。

ちなみに、今回のカットは、毛先を整える程度ではなく、ミディアムからショートにがっつりチェンジしたタイプです。

 

デンマークの美容院に行ってみた

ほんとは10か月の留学期間は伸ばそうと思ってました。海外で切ってもらうの怖いので。
だから伸ばしてもプリンにならないように留学直前でヘアカラーをグラデーションにしたんです。

 

でも、

「髪の量多いですね~2人分すいておきますよ~!」

って美容師さんに言われるぐらい髪の毛の量がもともと多いので、留学始まって2か月たって、
ボリュームに耐えられなくなったので美容院に行くことを決意しました。

 

また、留学初期の慣れない環境でいろいろストレスを抱えていたのもあって
バッサリ切りたい衝動にかられてしまい(ご想像にお任せします笑)
この際思い切ってイメチェンすることにしました。笑

まあ失敗しても、ネタになっていいかも!!笑
っていう気持ちもありました。

しんのすけが書いてくれたメンズ偏も必見です!

 

美容院選び

とりあえず、Google mapで美容院をピックアップして、
近い距離のとこから手あたり次第検索しました。

私が重要視した条件は主に3つ。

①値段が高すぎない

②オンラインから予約できる(ホームページがある)

③女性客が多そう

です。

 

①値段

デンマークです。何より物価が高い。

おしゃれで女性客が多そうなところは
カットだけで8000円~10000円以上します。シャンプーなしで、だよ!!

高校まで田舎の美容院でカット1300円で育ってきた私には
いくら安心感があっても、高すぎる。。。

ということで、妥協して5000円以下で切ってもらえるとこを探しました。

ちなみに私が見た中で最も低い値段は200kr(約3440円)でした。

値段は、ネットで検索したり、店の前に書いてあるのを見に行ったりしました。

 

 

ほんとは日本人が経営しているような美容院とかにいきたかったんですが、
私の情報収集能力ではみつからず、あったとしても高いだろうということで断念。

 

今になって、日本人の美容師さんを見つけてしまったので、
もしそちらで髪切りたい方はこちらから↓

https://salonkoyama.jimdo.com/

 

②ネットから予約できる

英語に自信がないので、電話で予約する勇気がない。

そして、予約なしでとこにいって、予約ないとだめだよ~って断られるのも無念。

なにより突入する勇気がない(どんだけチキンなの。。。)

ということで、インターネットで予約できて、ホームページで値段が確認できるところから選びました。

 

③若い女性客が多そう

①と②を満たしていても、男性客ばっかりくるようなところだったらどんな風にカットされるのか怖くて、
いてもたってもいられない。

 

なので、Google mapとかに載ってる写真で女性をカットしてる写真が多いところ、

プラスで、ショートヘアのカットをしている写真があればなおよし!という感じで探しました。

 

なんせ、ヨーロッパ人、見る人見る人がぶつ切りのロングヘアばっかり

 

おそらく髪質の違いで、基本的にデンマーク人の髪質は猫っ毛でボリュームが少ないらしく、
いかにしてボリュームを出すか、というカットになるのだそう。

 

私は髪の量が多く太い、そして今回私がしたいヘアスタイルはショートヘアで、

 

ロングでぶつ切りならまだ我慢できても、ショートヘアの襟足をストレートにカットされて

まるこちゃんになってしまうことは耐えられない!

なのでストレートにしかカットしてこなかったような美容師さんでは困るわけです。

 

Google mapでの評価やコメントがよくても、
上記の3つの条件に少しでも不安要素があるものは潔く候補から外しました。

 

そして何日も渡り歩いたりネットをあさりまくって決めた美容院が

Salon Luxx

という自転車で5分の近場の美容院。
føtexっていうスーパーの中に併設されている、値段相応な感じの場所と雰囲気でした。
(あんまりファンシーではないって感じです)

 

カットは、シャンプーなしで285kr(約4902円)。

これでも高いな、、、と思ってしまう。

 

オーダーのコツ

朝9時に予約していたのですが、その時間に他に客がいなかったようで、
いったらすぐ、若めのお姉さんが

「ああ、あなたね~」みたいな感じで迎えてくれました。

 

「そこにコートかけて、ここすわって~」

って言われるがままにカット台?に座りました。

 

ここからが本番ですよね。

私なりの失敗を最低限に抑えるためのコツ、ご紹介します。

 

1.オンライン予約の際、「ご要望」の欄で日本人であることを伝える

英語に自信がないので、自分の要望をその場で余すところなく伝える事に自信がない。

そんなわたしは、オンラインの予約フォームで、その他のご要望があればみたいな記入欄に

 

「私は日本人で、英語で希望の髪型を伝えるのが難しいかもしれません。

なので、当日希望の髪型の写真を持っていきます」(もちろん英語で)

 

とあらかじめ伝えておきました。

 

そのおかげで、カット台に座ったらすぐに、

「希望の写真はもってきたかな?笑笑」

みたいな感じで、すぐに聞いてきてくれました。めっちゃニヤニヤしながら言われたけどね。笑

ちなみに複数枚、画像を持っていきました。

 

2.望まないヘアスタイルを伝える

とにかく一番避けたいのは、どストレートに切られること。

なので、"Please don't cut straight!!" って必死で伝えました。(文法的に正しいかわかりません。)

日本人の美容師さんの時みたいに悟ってくれることを期待せず、
ジェスチャーもフルに使って、「こ~は切らないで!」っていうのを強く主張しました。

そうすれば、一番避けたい状態にはならないはずです。

美容師さんも、「あ、レイアーいれたらいいのね」と分かってくれました。

 

3.カットの最中も写真を見せ続ける

日本の美容院に行くときも、モデルさんの写真とかもってって

「こんなふうに切ってください」

っていう人、多いと思います。

 

でも、ここでより大事なのは、「見せ続けること」です。

 

日本だと、最初に見せただけで「あーなるほど」って感じであとは美容師さんにおまかせしているパターンが多いですが、それは経験があってできること。(私の見解)

 

全然カットしたことないようなヘアスタイルにできる限り近づけてもらうために、
ひたすら右斜め上に掲げ続けました。(疲れたらおろしてた)

 

ほかのブログでコペンハーゲンでの美容院について書いてある記事を読んでいると

「こうしたほうがイケてるぜ!!!」的な感じの、俺に任せろ系の美容師さんだと、

納得のいく結果にならなかった人が多いように感じました。

 

見せ続けた写真を何度も何度も確認して忠実に再現しようとしてくれた美容師さんだったからこそ、

変な髪型にならずに済んだのかな、と思います。

 

ヘアカット中の会話

ヘアカット中の会話が意外にも楽しかったんですよね。(英語に自信なくても大丈夫っぽい!)

美容師さん、実はロシアの出身だったんですね。(それがよかったのかもしれない)

 

4年前からデンマークに引っ越してきて、デンマーク語難しくてまだ覚えられない~><

って言ってて、わかります~!!ってな感じで話がどんどん盛り上がって。

 

 

一番驚いたことが、

「この店にあるはさみ、全部日本製なの。日本のはさみはすごく性能がいいの!」

と、すごくうれしそうに話してくれたこと。

 

旦那さんも日本に何回も行ったことがあるぐらいだそうで、

「日本刀が欲しいんだけど、どこで買えるの?」

と聞かれたときはさすがに困りました^^;

 

(携帯二個持ちなのは、日本で使ってた携帯SIM解除できなくて現地購入したからです。。。)

 

そんなこんなしてると

「うしろこんな感じだけど、もっと切る?このくらいがいい?」

とか確認もしてくれて無事カット終わりました。

 

 

ビフォーアフター

切る前はこんな長さ。

もってった写真はこれ ↓

そしてアフター。

予想よりちょっと短めだったので耳にかけてごまかしてる以外、

まあ耐えたんじゃないですかね。

 

 

ちなみに、

「巻いたりワックスつけますか?」

的なやつはなかったです。

 

まとめ

ヨーロッパ旅行、バックパック、インターン、イベントへの参加、などなど

留学中に挑戦したいこと、たくさんあると思います。

 

でも、こういう日常の中でも

小さいようで自分にとって大きな、「挑戦してみる」機会ってたくさんあるんです。

留学中だからこそ、安定を求めすぎずにがんがん挑戦を積み重ねてほしいです!

失敗したってネタになるんやから!!笑

 

ということで、これからもいろいろと記事更新していきますので、

今年もよろしくお願いします^^

 

それでは!Hej Hej~

 

しぃぽん🐤


最後まで読んでくださり、ありがとうございます!

新年&1周年企画と題して、リレー形式で記事をお届け中です。メンバーによる「留学先の国or大学紹介」をお楽しみください。

前回の記事はこちら↓から!

2018年を振り返ったランキング記事も公開しました!

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この記事を書いた人

しぃぽん

2016年法学部入学。18-19年にデンマークのコペンハーゲンに交換留学。計量経済学を学ぶ。冬の極寒と日の短さを癒すべく、コペンハーゲンの素敵なカフェをめぐって一人ヒュッゲ(デンマーク語:心地よい時間)を体得。現在も趣味として継続中。留学中に北欧研究所でインターンを経験。4月から、ボスキャリで内定が決まったITコンサルに就職予定。

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