【半期振り返り】フィンランドでの暮らし・ヘルシンキ大学での勉強
もい!
フィンランドのヘルシンキ大学に交換留学中のあすかです。留学開始から4か月がたち、留学生活の折り返しとなりました。生活面&勉強面から、フィンランドでの暮らしを振り返ってみたいと思います。
フィンランド留学・旅行を考えていらっしゃる方の参考になれば、と思います。
もくじ(*クリックでジャンプ)
生活面
外食は高い
外食をすると、安くてもだいたい1食で1000円くらい。自炊必須です。野菜などの生鮮食品は日本より安価なので、それらを積極的に使っていきましょう。ちなみに、アジアンマーケットや東京館(日本の食品などを扱ったお店)があるので、日本食もつくれます(ただしちょっとお高め)。
服とか、雑貨もお高め
100均・ユニクロなどの有り難みがよくわかった半年でした。そのかわり、セカンドハンドショップは充実しています。例えばKierrätyskeskusやViako・UFFなど。私はスノーブーツを購入しました。ほぼ新品で6ユーロ(700円くらい)と、素敵なお値段です。
街並みは綺麗。だけど…?
ゴミのポイ捨ては当たり前。ゴミ箱も時々散乱してます。それと、歩きタバコが多いのが、タバコ嫌いの身としてはつらいです。
標識とかはほぼフィンランド語
読めない。意味わかんない。
グーグル翻訳が手放せません。スーパーマーケットもこんな感じなので、買い間違いにご注意を。それと、フィンランド人は英語をちゃんと喋れるので、聞いたら教えてくれます。
キャッシュレス
フィンランドに来てから、ほとんどクレジットカードで支払いしてました。現金を使ったのは、露店(マーケット)くらいです。どこでもクレジットカードが使えちゃう便利さ&怖さを実感。
サウナ最高! そのあとのお酒も最高!
疲れたら、サウナで充電。フィンランドでは、サウナでパーティとかします。ちなみにお酒は、21時以降はバー以外では買えません。
寒いけど、意外となんとかなってる!
着込んで外に出れば、何とかなるくらいの感じです。露出してる顔や耳は痛くなりますが…。うれしいことに、フィンランドのお家は、基本的に24時間暖房がついてます(セントラルヒーティング)。室内にいるときはぬくぬくです。寒さよりもつらいのが、暗さ。11月頃から日照時間が短くなります。私は幸い無事ですが、友達は何人か病んでました…ビタミンDのサプリを飲みましょう。薬局でいろいろな種類のサプリが売っています。薬剤師さんに相談しながら選ぶのがおすすめ。
空気がすごく乾燥している
個人的に一番辛かったのはこれです。喉の調子が悪くなったのをきっかけに、加湿器を買いました。加湿器はあまりメジャーな家電ではないのか、お店では端の方に追いやられていた&2種類しか置いてなかったです。しかも99ユーロ(10000円くらい)しました。日本からちゃんとした加湿器を持ってくるのがおすすめです。
勉強面
課題が多い
授業そのものよりも、課題に重点が置かれているのでは? と思うほどの量の多さです。1つの授業につき2本かそれ以上の学術論文(もちろん英語)を読み、レポートを書く、というのが1週間の課題。そのため、授業の履修は1ピリオドにつき3つまでが目安だと思います。
フランクな雰囲気
まず、生徒と先生の距離が近いです。どれくらい近いかというと、生徒は先生のことをファーストネームで呼びます。そして、授業の雰囲気もいい意味でユルいです。堅苦しくなくて、いつ、何を発言・質問しても許される・尊重される印象です。
英語力<論理性
レポートなどの課題のとき、先生が常にアナウンスしてくださることです。そもそも英語を母語とする人の方が少ないこともあってか、完璧な英語は全く求めていないとのこと。それよりも、レポートの論理性など、中身が重視されます。
だんだん受講生の数が減る
ピリオドの最初は教室いっぱいに人がいるのに、徐々に減っていくのは、日本もフィンランドも一緒(笑)
まとめ
8月からの生活をざっくりと振り返ってみると、全体としては楽しく、比較的充実した時間と過ごすことができました。海外に長期滞在するのが初めてということもあり、いい意味で自分の価値観や常識(=日本のもの)が崩れ、新たな視点を得ることができた半期でもありました。後期も頑張ります。
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あすか