ボスキャリ2019で就活デビューしてみた

UCバークレーにて、春学期(aka修行第2ラウンド)が始まったばかりの たなおです。

さて、私は留学スタートが8月半ばだったため、
就活最初の登竜門(?)である夏のインターンに一つも応募せず
したがって”就活”に一切触れないまま、アメリカに来てしまいました。

そんな私ですが、ボスキャリへの参加だけは、なぜか早くから心に決めておりまして。
昨年の先輩の記事を参考に、半年前の5月時点で航空券もホテルも予約済)

しかし、周りや先輩の話を聞いていても、

就活経験値0のままボスキャリに挑む人、いない…

内定もらうぞ~~って人ばっかりだ…

やっぱりおのぼりさん的マインドでボスキャリなんて参加するべきじゃないのかも、
と直前まで心がグラついていました。

この記事では、
ボスキャリは授業を休んでまで行く価値があるのか?
内定ゲット以外の参加目的はありなのか?
ボスキャリで就活デビューを果たした私の、超個人的な感想を述べていきたいと思います。

ボスキャリ必勝法、みたいなものは一切含まれていません。悪しからず。

 

留学中の気分転換になる

 

まずこれです。罪悪感の一切ない、宿題という現実から逃げ出す口実になります。

もちろん、アメリカで人文学を学ぶ身の上として、押しつぶされるような量のリーディングに追われていることは事実ですが、
人間の集中力には限界があるというもの!

企業のホームページを見る、ガクチカを考える、ウェブテストを受ける(ちなみに惨敗)

そんなことが図書館引きこもり生活の中ではとても楽しく感じられてきます。

そもそも、自分の将来について考えることは楽しい!

 

マッチングの場として最適

 

私にはどんな企業が合っているのか、
「知らない」から「知りたい」という姿勢で行くぞー!
という就活未経験をもはや開き直っていた私ですが、それが功を奏した感があります。

例えば面接では、留学中ということを考慮してなのか、詳細な企業理解は求められず、
むしろ、私自身がどんな人なのかを深堀りされることがほとんど。

人事の方が私のことを知りたいのと同様に、私も人事の方から企業のことを知りたい、という気持ちで臨んでいたので、非常に相性をチェックしやすい環境でした。

また、すぐに企業の中枢にあたる方々とお話できてしまうのも、ボスキャリの魅力かもしれません。

一次面接の面接官がいきなりアメリカオフィスの代表だったり、
セミナーでお話している方が、採用パンフレットの表紙の人だったり、
あれ、すごい人とお話させてもらってる!?という状況が頻発。

ボスキャリはコスパ最高の就活、と言われる一端を垣間見た気がしました。

 

就活している同世代どんだけ~~!

 

“はじめてのしゅうかつ“な私にとって、これだけの数のリクルートスーツの学生を見たのはボスキャリが初めてでした。

会場内は常にマップを片手に移動

髪型や持ち物から話し方まで、人間観察をしているだけでおもしろすぎる…(集中しろ)

グループディスカッションや集団面接を受けていると、日本から参加しにきている学生もちらほら。

選考やセミナー参加を通して、
交換留学中という自分と同じ境遇の就活の情報交換仲間もできました。

 

まとめとちょっとアドバイス

 

就活デビュー先としてのボスキャリは、
・留学中でありながら日本の就活にアンテナを張り続けられる
・留学後の自分の身の振り方について、留学中から考えるきっかけになる
以上二点において、価値があったと思います。

ちなみにデビュー戦の結果は、日本で最終面接(1社)、最終結果待ち(1社)
事前応募でいっぱい落とされたものの、まずまずといったところでしょうか?

留学後の進路として、就職を考えているのであれば、
(まして留学先がアメリカなのであれば)、
ボスキャリに行く価値はあると思います。
少なくとも私は、行ってよかったなと思っています。(1,2つ授業を休んでも何とかなる!)

最後に二つだけアドバイス

・水筒を持参するべし
(会場で水を買うと高いよ)

・スーツを着て飛行機に乗るのも全然あり
(前日にロスバゲして、しかもスーツがその荷物の中に入っていて、生きた心地がしなかったよ)

何が起こるかわからないボスキャリですが、何事も笑い話にしてしまいましょう!

 

他のボスキャリについての記事はこちらをどうぞ!

この記事を書いた人

たなお

法学部3年生。カリフォルニア大学バークレー校に交換留学中。留学先では"平和"や"紛争"について多方面から考えたい(ざっくり)。締切1分前に留学書類を提出するなど、ギリギリにギリギリを重ねて現在に至る。ちなみにジムには通わないタイプの人間です。

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